YAMAHA YDP-S51の徹底解説、比較

YAMAHA YDP-S51

ヤマハの電子ピアノ、Ariusシリーズの省スペースモデル。
省スペースながら、ヤマハらしい鍵盤とサウンドは健在です。
2012年10月1日発売。

主な特徴

  • 強弱表現:強弱を表現
  • 鍵盤:1レベルセンサー
  • ペダル:踏込を段階的に検出
  • 音色数:10
  • 曲再生:ピアノ音のみ
  • その他機能:小音量でも演奏しやすいIAC機能、88鍵全ての音の一体感を出すアコースティック・オプティマイザー
  • 付属品:(椅子、ヘッドフォンは基本的に付属しません)
  • 「なるべくリーズナブルに」、「キーボードと電子ピアノどちらにしようか迷っている」という方に最適なモデルです。

    長く使える、生ピアノで演奏する感覚や技術をしっかり学びたい、という方は、上位機種と比較してご検討ください。

    下位機種(YDP-S31)との違い

    YDP-S51はYDP-S31と比べると、

  • 音源が向上
  • 最大同時発音数が64⇒128に
  • 小音量時の演奏がしやすいIAC機能搭載
  • 鍵盤が向上
  • USB端子でパソコンなどと接続可能
  • 88鍵全ての音の一体感を出すアコースティック・オプティマイザー
  • という違いになります。
    ピアノとしての性能が大きくアップしていますので、省スペースで音にもこだわりたい方はYDP-S51をお勧めします。

    下位機種(YDP-161)との違い

    YDP-S51はYDP-161と比べると、

  • 音源が向上
  • 88音全てを一体感のある音色に仕上げるアコースティック・オプティマイザー
  • 小音量でも弾きやすいIAC機能
  • 2人で一緒に弾けるデュオモード
  • ▲リズム機能、伴奏機能の非搭載
  • ▲音色数が14⇒10に
  • ▲椅子が付属しない
  • という違いになります。
    音源が良くなったこと、アコースティックオプティマイザーで整った音が出ること、IACで小音量でも弾きやすいこと、省スペースであること、と、基本的な性能を重視する方はYDP-S51をお勧めします。
    ピアノらしい見た目、キャビネットがしっかりしていることでの安定感を重視する方は、YDP-161でも良いかもしれません。

    上位機種(CLP-430)との違い

    CLP-430はYDP-S51と比べると、

  • 音源が向上
  • 鍵盤が3センサーに
  • 音色数が10⇒14に
  • 高低椅子が付属
  • ▲88音全てを一体感のある音色に仕上げるアコースティック・オプティマイザー
  • ▲2人で一緒に弾けるデュオモード
  • CLP-430は音源が良く、鍵盤が3センサーになることと合わせ、スタッカートやテヌートの表現が可能になります。ピアノの演奏表現がしっかりと可能になるため、レッスン用途で長く使うのであれば、CLP-430がお勧めです。

    他メーカー同価格帯との違い

    CASIO PX-750

    他メーカーと比較する際は、一番は音色と鍵盤のお好みを最優先するのが良いでしょう。

    その上で機能を比較すると、

    YDP-S51の優位点

  • 88鍵全てで音の一体感の出るアコースティック・オプティマイザー
  • 小音量時に演奏のしやすいIAC機能
  • PX-150の優位点

  • 3センサー鍵盤
  • 象牙調鍵盤
  • ペダルを踏み込んだ際の響きまで再現
  • ピアノの弦の共鳴を再現
  • 音色を18種搭載
  • と、機能面ではPX-750の方が充実しています。
    実際に弾いてみてYDP-S51の方が好みであった、ということでなければ、PX-750をお勧めします。

    カラーバリエーション

    2色の基本ラインナップがあります。
    メーカーに在庫があれば、最短で5日後にはお手元に届きます。

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